ワンダーナッツ代表 中山善貴「ヘルスケア領域を若手起業家が選んだ理由」

若干24歳の中山善貴が率いるワンダーナッツ社。ワンダーナッツに#フライングで投資する SKyland Venturesの下慶彦も大きな期待を寄せています。

 

 

六月に行った資金調達では、ANRIをリードとし5000万円の資金調達を行っています。

 

 

アンリ氏と木下慶彦氏は、昔から仲の良いVC同士で一緒に投資をして応援をされている起業家であります。

注目の若手起業家ではあるが、彼らが手がけるビジネスは、ベストな体を手に入れたいってことを支援しているスタートアップです。

Lifmo(リフモ)というダイエット動画メディアを運営しています。

www.instagram.com

 

なぜ、24歳でこの分野に切り込んでいったのか。私はとても気になるところでした。

 

運動をやめて、大人になるに連れて20kg太った

24歳という若さでヘルスケア系の方面に目を向けたアイディアを考えるのは意外性があってとても動機が気になるのですが、このビジネスを始めたきっかけはなんですか?
 

自分は太りやすい体質なのですが、大人になって、運動をやめ、ビールを飲み、甘いものが好きなので食後のスイーツ。こんな生活を続けていたら20kg太ってしまいました。

 

太っていくと、周りからイジられたりするようになって、ぽっちゃりと言われ、デブと言われるようになりました。

 

太っていくと、自分に自信が持てなくなったりするんですよね。

そろそろ、やばいなと思ってダイエットをする事を決意しました。

 

主に、運動と食事改善を行いました。
ボディメイクって、辛いイメージをお持ちかもしれないんですが、意外と楽しいんですよね。

みるみる体重は落ちていき、それが自分でも実感値としてわかるのが面白くて、この体験をもっと世の中に広めていきたいと思ったことがきっかけです。

 

 

なるほど、始めたきっかけはわかりました。なぜ、インターネットサービスだったのですか?

 

自分は三重で起業しています。
自社サービスを作って、みんなに使われるサービスを作って大きくしたいなと思って東京にきました。

 

イーロンマスクやマークザッカーバーグみたいに影響力のある人間になりたいなと思っていたので、彼らを見ているとやっぱインターネットだな、と。インターネットサービスを作ることは最初から決まっていたので、そこからどの事業分野をするのかという過程で考えていました。

 

ボディメイク→インターネット

ではなく
インターネット→自分のやりたいこと(ボディメイクサービス)

といったような感じです。

 

木下慶彦氏やアンリ氏とはいつ知り合ったのですか?

 

2016年の11月ですね。

恥ずかしい話なんですが、東京にきた時は無知に等しい状態でした。

 

C CHANNELや@コスメ、グノシーなど誰でも知っているようなサービスさえ知らずに人と会うたびに東京ではこんなに沢山のサービスがあって、流行っているんだなと感動していました。笑

 

でも、これはほんと今でも思うのですが、地方に住んでいるとサービスを知ることってあんまりないんですよね、まずは東京から始まって〜というサービスが多かったり、このスタートアップ界隈の情報などキャッチアップするのにもコミュニティみたいなものがあって、それを知らなかったら知るのって友人が使ってるとかTVでたまたま見たとかなんですよ。。

 

東京にいるスタートアップと地方とでは全然違うなと。

そんな中、木下さん、アンリさんと出会いました。

 

多分、お二人が投資してくれたのも、
何も持たざる若者だけど、なんかやってくれそう。

みたいな感じだったのかなと思っています。

 

そう信じてもらったからこそ、その期待に応えるべく、
今はサービスを作ったり伸ばしたり、会社として組織を強くしたり頑張ってます。

 

ところで、ツイッターを見ているとメンバーが増えているようですが、どのような点を重要視されていますか?

メンバーがほんと優秀で、いっぱい助けてもらっています。


ビジョンを共有して、一丸になって目標に向かうことが大事だと思っているので、沢山コミュニケーションを取りたいなと思っています。

なので、話ていて気持ちいい人なのか、ビジョンに共感してくれているか。
これを僕は重要視しています。

 

ワンダーナッツはまだ、十数名程度の会社ですが、「世界中の人々に最高の資産(カラダ)を。」というミッションを掲げていて、これに沿った面白そうなアイディアはどんどんやってみるというスタンスを取っています。

 

1個の会社で単一プロダクト。っていうのが成功しやすいのかもしれませんが、主軸を伸ばすための新規事業だったり、それにシナジーがある事業ならどんどんやるスタンスです。

 

そのため、メインとなる事業はコアメンバーが運営して、新規事業はインターン生に任せるなど、大きな裁量権を持って仕事をしています。

 

若者が多く、マネジメントにコストをかけられないので、教育プログラムみたいなのは作れてないんですが、その分、いっぱい挑戦できる場を作っています。

 

なるほど。今日はありがとうございました!

 

 

株式会社ワンダーナッツ 代表取締役山善@wondernuts_n

1993年7月18日生まれ。2015年株式会社ワンダーナッツを設立、代表取締役に就任。

現在はダイエット動画サービスLifmoを運営。自身がフィットネスを通じてダイエットに成功したことをきっかけに、フィットネス・ダイエットに関心を持ち始めLifmoの運営を始める。地方からいきなり現れた「ダークホース」としてskyland venturesより命名。
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