【ワンダーナッツ中山善貴】三重から東京に飛び込んだ23歳。「とりあえずやる」ベンチャー企業のCEOになる。

ベンチャー好きのNakazimaです。

labs.skyland.vc

スカイランドベンチャーの公式ブログからの記事を見て中山善貴さんが経営する株式会社ワンダーナッツを知りました。

株式会社ワンダーナッツはCEO中山善貴さんを中心とし5名のメンバーとインターン生によってLifmoというヨガ,シェイプアップ系の動画メディアをしています。


私は、都内の大学に通う大学3年生です。
起業したいとかではないのですが、スタートアップや起業家の繰り広げる熱い戦いを見るのが好きです。

今回はワンダーナッツについて記事にしました。熱いです。

ベンチャーCEOの仕事のリアルが伝わってきますねぇ。

 

ブラックホースのスタートアップ「ワンダーナッツ」CEO中山善貴さんのインタビュー

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今、20代前半で志の高い人材がこぞって集まるスタートアップワンダーナッツ。どのようなメンバー構成で急成長を遂げているのか、どのような考え方や働き方をしているのか。
若きスタートアッププロフェッショナルの胸の内に迫ります。

 

今回話を聞いたのは、ワンダーナッツの代表取締役CEOで三重のど田舎から東京に出てきて動画事業を立ちあげ続けた中山善貴氏。

石油会社からインターネット事業に飛び込み会社を立ち上げ、どんどんとサービスを作ってきた彼の働き方は必見です。

 

とりあえず、わからないからやってみる

—— Lifmoはいつから始めたのですか?

動画メディアを始めたのは、2017年の1月1日からです。
動画事業に参入しようと思ったのは去年の12月くらいですね。

最初、ブログにも書いたことあるんですが、予約の一括サービスを作ろうとしていました。予約=これ!ってのが無いな。いけるなって。(笑)

 

Copainていうサービスを考えていて、レストラン予約とか美容院の予約ってめちゃくちゃめんどくさいじゃないですか。だからアプリでめっちゃ使いやすくして企業側からはツール代金とか貰わずに、送客数×500円頂く。みたいなの作ろうとしてました。

企業側の集客コストを極力なくして、サービス向上にお金を使ってほしかったんです。そしたら、僕らも嬉しいじゃないですか。だって美味しいごはん屋さんいっぱいできますよ(笑)

 

で、東京にでてきて色々な起業家の方や投資家の方と会って事業の相談したんですけど、めちゃくちゃ考えが浅はかさだったなーってなりピポッドしました。

その時の中山善貴さんのブログはこちら

wondernuts.hatenablog.com

 

-その後、動画メディアにピポッドしたんですか?


SNSトラフィックと動画ってすごい相性良くて、動画メディアをしたいな。って思ったんです。なんか時代にも乗ってるしやるぞーってなってFacebookとかTwitterとかInstagramで動画を使った分散型メディアを始めました。


でも、ジャンル何にしようってめちゃくちゃ悩みました。

料理?メイク?ネイル?ヘアアレンジ?ヨガ?シェイプアップ?英会話?

みたいな。。。

とりあえずわからんから全部試そうってなって、全部しました。
メンバーに英語喋れる外人集めてきて!って外国人交流会に行ってもらったり、友達にメイクさせてってLINEしたり。料理は俺に任せて!ってきのこのホイル焼き作ったりしました。

 

ただただ、シェアされそうとかユーザー集まりそうとかじゃ駄目なんですよね。集めたユーザーをどうしたいのか。みたいなの描いてないと。

 

ユーザー集めるだけなら、犬とか猫とかの癒やし動画でもいい訳なんです。
動画メディアってマネタイズが広告になるので、そこ考えなきゃなって。

動画を作成して、ファンを集めます。ユーザー数が伸びていき動画が再生されるようになって、濃いファンができれば広告価値みたいなものがでてきます。

短期的なマネタイズの部分は、アフィリエイトみたいなかたちで、収益をあげていきましょうということで今はWebサイトの開発をしています。

なんか、起業家あるあるだと思うんですけど、先輩経営者とかカンファレンスとかで知識を得たり、視座が高まると色々やりたくなるんですよね。だから、毎月これやろう、次はこれやろうってメンバーに話してます。

 

—— 中山さんは何をしているんですか?

基本的に3つですね。
1個目は目的や目標を作っています。その日毎とか、このプロジェクトの目標などを作ること。
2個目は状況把握ですね、ほんと毎日ってくらい状況が変わるので状況把握大事です。
3個目は自分に質問を投げかけてます。どうしたら目的を達成できるのか?と。

 

あとは、ゴミ拾いや掃除、Amazonでメンバーが働きやすいようにモノを購入したり、してます。

うちのメンバーは動画なら動画制作リーダーに任せてて、メンバーが優秀なので基本的に自由にやってもらって細かい部分とかに僕が加わるみたいな、僕がマーケティング面で数字みてこうしたいなみたいなミーティングしてます。

 

そうそう、ミーティング多いですね!考え方の共有や、見ている視点が違うとほんとバラバラになっちゃって、一回大変なことになったんですよ。その時は解決するのに、12時間ミーティングしました。


ってごめんなさい、全然3つでまとめれなかったですね。笑

 

—— どうやって勉強してるんですか?

うーん、勉強。。。。してるのかな。笑

 動いて、小さな失敗いっぱいして成長!みたいな。
昔、ユニクロの柳井さんが「知る」のと、経験で「わかる」では全然違う。って言ってて、成長方針としてわかるまでやってみる。みたいな感じになりました。

—— 失敗してるんですね。いつもそんな感じなんですか?

 

起業してからずっとこの感じですね。石油会社で働いてた時は、失敗って許されなかったので、起業してからいっぱい失敗できるようになったって感じですね。僕は天才タイプでもないので努力していっぱい経験が必要なんです。

なるべく、メンバーにも失敗させたいなって思っていて、メンバーの失敗も受け入れられるようになりたいなって思ってます。

 

—— それが成長の秘訣なんですね。でも色々と難しそうな職種ですね。(笑)

そうなんですよ。でも、どんどんやることが変わるので面白いですよ!

 

Lifmoを始める前までは何をしていたんですか?

—— 最初は三重で事業をされていたとのことですが、東京に来るまでのいきさつはどんな感じだったんですか?

最初はソーシャルメディアの運用ですね。Twitterの運用とか、コンサルみたいなことをしてました。

それを大体8ヶ月くらいですかね。ご飯を食べれるようになって「自社サービスを作って事業をしたいなぁ」と思ったんです。

自分の作ったサービスを通して、人々の生活が豊かになったりとか、何かの役にたったりとか、そんなサービスを作りたいなと。

——今日は色々とお話を聞かせていただきありがとうございました!

 

株式会社ワンダーナッツの中山善貴さんでした。

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